尾下 真樹准教授

准教授

尾下 真樹

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仮想人間の実時間アニメーション技術

尾下研究室では、コンピュータゲームや、コンピュータアニメーションへの応用を目的として、仮想人間の実時間アニメーション技術に関する研究を行っています。
具体的には、以下のようなテーマで研究を行っています。

仮想人間の動的な動作生成
現在、コンピュータゲームに登場する仮想人間の動きは、基本的に、あらかじめ作成された動作データを再生することで実現されています。そのため、仮想人間は同じ動きの繰り返ししかできず、不自然になってしまいます。本研究室では、ロボット制御などに使われる考え方を応用することで、衝撃などの力学的な影響に応じて仮想人間の自然な動きを生成する技術を開発しました。
(図1:衝突に応じた動きの生成)

仮想人間の操作インターフェース
コンピュータゲームやアニメーション制作では、仮想人間のさまざまな動きを、利用者が直感的にコントロールできるようなインターフェースが必要となります。本研究室では、ペンを入力装置として仮想人間を動かす方法や、画面に一本の線(ストローク)を描くだけで仮想人間にさまざまな動きを行わせる方法を開発しました。
(図2:ペンを使った動きの操作)

仮想人間の衣服・髪・皮膚の実時間シミュレーション
仮想人間の映像を自然に見せるためには、仮想人間の動きだけではなく、仮想人間の衣服・髪・皮膚なども自然な動きを行う必要があります。本研究室では、物理シミュレーションと、衣服・髪・皮膚の擬似的な形状変形モデルを組み合わせることで、これらの動きを高速に生成する手法を開発しました。
また、本研究室では、実時間衣服シミュレーション技術を応用した、仮想試着システムの開発を行っています。モーションキャプチャ装置と、実時間衣服シミュレーション技術を組み合わせることで、さまざまな衣服を仮想空間内で試着することができるようになります。
(図3:衣服シミュレーション)

誰にでも簡単に使えるアニメーション制作システム
動きのスタイルを簡単に変形するための技術、脚本などの日本語の文章からアニメーションを自動的に生成する技術、などを開発しました

図1:衝突に応じた動きの生成図1:衝突に応じた動きの生成 図2:ペンを使った動きの操作
図2:ペンを使った動きの操作
図3:衣服シミュレーション
図3:衣服シミュレーション

尾下 研究室

尾下 研究室 尾下研究室では、モーションキャプチャシステム、データグローブ、高解像度カメラなどの研究設備が整っており、最先端の研究を行うことができます。
また、本研究室には、プロ用のアニメーション制作ソフト、動画編集ソフト、画像編集ソフトなども用意されており、本研究室の学生は自由に使えるようになっています。興味がある人は、これらのソフトの使い方を習得して、自分でゲーム制作やアニメーション制作を行ったり、関連企業に就職したりすることもできるでしょう。
本研究室では、研究でのソフトウェア開発を通じて、講義で習得する内容よりもさらに高度なプログラミングの技術を身につけることができますので、一般のソフトウェア企業等に就職する場合でも、高いレベルの技術者を目指すことができます。

 

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