延山 英沢教授

教授

延山 英沢

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計算制御論の開発と自動車安全センサーシステムプロジェクト

計算制御論の開発
当研究室では、システム制御理論の研究を行っています。システム制御とは、対象となる“もの(システム)”を設計者の望むように効率よく動かし運用する(すなわち制御する)方法を研究する分野です。実際の“もの”は、自動車や飛行機であったり、鉄鋼プラントや化学プラントであったりしますが、当研究室では、それらに共通して適用することができる制御方法を開発する研究しています。特に、近年のコンピュータの高い計算能力を利用した新しい方法論の開発を“計算制御論”として研究しています。

自動車制御への応用
現在の自動車には数十個から百個を越える小さなコンピュータが搭載されていますが、それらのコンピュータが自動車の各箇所を制御しています。自動車に最も重要なエンジンの制御やサスペンションの制御など、自動車にとってシステム制御は欠かすことのできない技術の一つです。当研究室では、約10年前から自動車会社と共同研究を行い、自動車における様々な制御の開発を行ってきました。その成果としては、AT(オートマティックトランスミッション)の制御、電動アクティブスタビライザーの制御などがあり、それらが搭載された自動車は現在も販売されています。

自動車安全センサーシステムプロジェクト
さらに、当研究室では、他の研究室と共同して“自動車安全センサーシステムプロジェクト”を立ち上げました。歩行者や自転車を交通事故から守るためには、アクティブセーフティという予防安全の概念が重要となっています。本プロジェクトでは、これを実現するために、車載カメラを用いた画像処理技術を中心としてシステム制御などの様々な個別技術を統合し、交通事故削減のための新しい予防安全システムを創成させることを目指しています。

オプティカルフローによる人や自動車の動き検出
オプティカルフローによる人や自動車の動き検出
オプティカルフローによる人や自動車の動き検出
オプティカルフローによる人や自動車の動き検出

延山 研究室

延山研究室では、システム制御グループと安全センサーシステムグループの2グループに分かれて研究を行っています。前者はシステム制御と理論とその応用の研究、後者は画像処理を中心とした予防安全システムの研究を行っています。研究室で行うことは、新しい手法の開発や高速64ビットマシンを使ったシステム開発などです。研究室に配属された学生は、システム制御と画像処理の両方を勉強した上で、どちらのグループで研究するかを決めます。本研究室の学生は、情報関連会社や電気会社など様々な企業に就職していますが、近年は自動車関連の企業に就職する学生が増えています。

 

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