伊藤 博教授

教授

伊藤 博

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人工・自然物なんでも動きをデザイン(解明から、修正、創造まで)

「動きをデザインする (制御基礎論とその応用)」の研究をしています。数学や物理的な理論を使って、人工機器から自然・生命、ナノレベルの超微小から大規模・巨大な様々な物を動かす技(省エネ、高出力、高速、精密、協調、自律など)を社会に提供しています。対象例は、ハードディスク、情報通信ネットワーク、携帯電話、下水処理施設、体内時計、細胞遺伝子ネットワーク、自動車・航空機技術などがあります。世界・宇宙は止まっていません。自然は生きてます。生物は活動し、そのような人が編み出す人工物は動く・変化する・造る機能で人間社会を豊かにしています。周りはすべてダイナミック、それが万物の命です。世の中に実在するものは、CGなどの仮想世界のようには勝手に動いたり変化しません。思ったように動かせなかったり、工夫が必要だったりします。物理法則があるのです。一見、不自由な制限のように感じますが、そんなことはありません。例えば、形にはどんなものがあるでしょう?-、○、□、△だけでしょうか?いや、沢山どころか無限あるから楽しいのです。カンバス寸法という制限はあっても、-、○、□、△だけで絵は描きませんね。動きも同じなのです。何でも限界はありますが、それでも無限の可能性があります。物や自然ってどう動くのでしょう?どう動かせばよいのでしょう?画一的な動きや、簡単に想像できる変化では出来ないことがいっぱいです。物の素質を見抜き、それに技(動き・変化)をバランスさせると可能性が無限に広がります。一つの図形を書いても鑑賞に値しませんし、つまりません。いろいろなものが組み合わさって調和した絵は楽しく、描くのには才能が必要です。動きも同じです。一つの独立単純動作は無用です。動いているものと動いているものが組み合って相互作用するのが万物です。だから面白く楽しいのです。動きのデザインは、出来なかった(気がつかなかった)ことを可能にしたり、電気電子機器や機械の省エネや精密性、環境保全、新医療技術や治療法へもつながります。

シミュレーション 携帯電話と基地局 細胞内タンパク質のダイナミクス

伊藤 研究室

台車システムの設計・制作・実験 基礎論研究なので「物」を限定しないのが特徴です。常に国際的最先端のテーマをキーワードにして、生き生き元気に研究するのが目標です。通信ネットワークや生命システムのダイナミクスにも力を入れているのは、他の研究室にない特徴でしょう。制御基礎論への道は1年から4年に続く科目群としてカリキュラムにしっかり用意されています。研究室では授業で学んだことの復習や活用を通して、システム制御分野の力がきちんと身につきます。役に立つ数学のコツをつかむ人もいます。本研究室では頭で考えた通りにうまくいくかシミュレーションで頻繁に検証しますが、matlab/simulinkというエンジニア世界の標準となっているソフトウエアを多用しますので、社会での実践力をつけることも出来ます。

 

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