井上 勝裕教授

教授

井上 勝裕

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生体信号処理にもとづく人間の内部状態推定

睡眠解析システムの開発
睡眠は、健康や生活の質に強く影響を及ぼす基本的な生命現象です。しかし近年、日本人の睡眠は不規則な夜型の生活に移行してきたことで極端に悪化しており、睡眠障害が社会問題となっています。本研究室では、脳波、筋電位、眼球運動、心電位等の生体情報を、波形形状認識法やウェーブレット解析法、モデルベース解析法等を利用して解析し、睡眠状態をより詳細に抽出できる手法の開発を行うとともに、睡眠の質を定量的に計測できる手法の開発を行っています。
(写真1:上段・Stage REM時の信号、下段・一晩の睡眠遷移図)

ブレインコンピュータインターフェースの開発
人間が、対象を認識したり、手足を動かそうとする時、脳波が変動します。この現象を利用して、実際に動作せずに考えるだけでシステムを操作できるシステムを構築することが可能となります。このようなインターフェースは、ブレインコンピュータインターフェース(BCI)といわれ、ハンディキャップユーザのための入力装置として、現在注目を浴びています。本研究室では、より使いやすく安全なBCIシステムの構築を目指して研究を行っています。具体的には、モデルベース解析法、独立成分分析法、多重解像度解析手法等を利用し、視覚認識時や動作想像時の脳波変動を解析・検出できる手法の開発を行い、システムの実現をはかっています。
(写真2:本研究室で開発したAIBO操作システムの実験風景)

写真1:上段・Stage REM時の信号、下段・一晩の睡眠遷移図
写真1:上段・Stage REM時の信号、下段・一晩の睡眠遷移図
写真2:本研究室で開発したAIBO操作システムの実験風景
写真2:本研究室で開発したAIBO操作システムの実験風景

井上 研究室

本研究室では、睡眠解析グループ、BCIグループ、手法開発グループ等に分かれて研究を行っていますが、終夜睡眠実験やBCIの実験の時は、グループにとらわれず、全員協力して実験を行っています。また、雰囲気は穏やかで、学科開催の研究室対抗ソフトボール大会へ参加したり、研究室主催のゼミ旅行、歓迎会、送別会等を行ったりして、研究以外でもまとまっています。

 

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