
自然科学科目
自然科学科目では、情報科目や対象分野科目(専門科目)の基礎となる、物理や数学について学びます。
ロボットや自動車などをはじめとする工学的なシステムは、物理の諸法則にしたがって作動します。従って物理学に習熟しておくことは、工学を学ぶための基礎として必要になります。物理の諸法則のうち、力学は「運動工学」、電気・磁気については「電磁工学」、更に光の振る舞いについては「光工学」で学びます。
一般に、物理の諸法則は数学を用いて記述されます。物理の法則を理解し、それを工学として利用するためには数学の力が欠かせません。特に、「解析学」と「線形代数学」は工学システムを扱うためには必要不可欠です。これらの基礎的な科目は、少人数でのグループ演習を交えて学びます。続いて対象分野を学ぶための基礎科目として、「微分方程式」、「応用数学(複素関数論、ラプラス変換、フーリエ変換)」、「確率論」を学びます。
情報系システムは「論理」という法則にしたがって作動します。定められた論理規則にしたがって作動する情報系システムを扱うために「離散数学」を学びます。
自然科学科目では、物理や数学を単なるマニュアルとして眺めるのではなく、これらの原理をしっかりと学ぶことで、将来遭遇するさまざまな未知の問題を発見・解決する基礎力を身につけます。
解析I同演習 (1年前期) |
線形代数I (1年前期) |
化学I (1年前期) |
運動工学 (1年後期) |
離散数学 (1年後期) |
電磁工学 (1年後期) |
線形代数II同演習 (1年後期) |
解析II (1年後期) |
微分方程式 (2年前期) |
応用数学 (2年前期) |
確率論 (2年後期) |
光工学 (2年後期) |